つい先日尿道結石の犬の症例のブログを書いのたのですが、子犬で尿石症の症例が来られました。 初診時(約2ヶ月)は犬回虫症だったのですが、その時から頻尿があったそうです。 で尿を検査のため持参していただいたのですが、ストルバイト結晶が多数認められまいた。 2ヶ月齢の犬に尿石症?????? 初めての経験です。...
動物の医療にとってヒトと違う問題として輸血が十分に確保出来ないと言う事があります。 貧血と言うのは血液の中の赤血球の数や割合、また血色素の濃度が基準値以下となることです。 なので、病名ではなくて症状名です。...
当院では、手術時の酸素や肺水腫などの酸素供給のために酸素ボンベ7,000リットルを2本常設しています。 それを酸素パイプを通って手術室、処置室、入院室、隔離入院室で酸素を使えるようになっています。 酸素が無くなってくると(低圧になると)警報アラームがなり、予備に交換となります。...
東京に勤務していた時は結構見た記憶があるのですが、開業してからはあんまり見なくなった寄生虫としてコクシジウムがあります。 東京ではブリーダーなど多頭飼育が多かったからなのかなあ?...
先日、先輩から雄犬の尿道結石が動かないけど何か良い方法がないか?との連絡がありました。 実はその前に同じ様な症例が来ていまして、尿道結石で排尿できない、かかりつけがお盆休みで処置をして欲しい。との症例が来ていました。...
避妊していない雌犬が大体中年~老令になり、発情後1~2ヶ月後に食欲、元気が減退してお水はいっぱい飲んでるなんて言う場合、大体子宮に膿が溜まっている病気のことが多いです。 排卵後、卵巣に黄体が出来て黄体ホルモンが分泌されます。妊娠していなければ黄体は退行して無くなるのですが妊娠もしていないのに黄体ホルモンが出続けるとこの病気になります。...
長さ数cmの寄生虫ですが、駆虫がされていないとひどい下痢が長期間続くことがあります。 久しぶり(数年ぶりか?)に鞭虫卵を検出しました。
ペットも呼吸状態が悪くなると酸素を吸っていただくことになります。 ヒトだとマスクを装着したり、鼻にカテーテルをつけて酸素を投与してますね。
毎年、数頭マムシに噛まれる動物が来院されます。 マムシに噛まれた場合は急速に噛まれた部位が腫れ上がります。 犬は鼻先で匂いを嗅ぎに行くので、鼻を中心に顔が腫れ、 猫は猫パンチを繰り出して噛まれるので前肢が腫れることが多いです。 また、噛まれた所から出血します、牙二本で噛まれるので2箇所から出血が見られることが多いです。...
犬も猫も、時々食べていけないものを口にします。 飲み込むと閉塞や中毒を起こします。 猫なら糸状のもの(縫い針付きも)や植物が多いです。 犬は多種多様なものを食べます。 石鹸、靴下、金属たわし、カミソリ(!)、紙などなど。 アニコムによると0歳のワンちゃんの100頭に4.4頭が誤飲事故が発生しているそうです。...