犬、猫の病気、事故など

犬も猫もかゆみがあると皮膚を掻きます。 場合によっては掻き壊します。 原因は外部寄生虫やアレルギーなど多岐にわたりますが、 かゆみを抑えるためにステロイドを使用することがあります。 ただ、長期間使用するのはよくありませんので、適宜、漸減、休薬、薬の変更が必要になります。...
現在、子犬がこの病気で入院中です。 パルボウイルス感染症は、白血球が極端に少なくなり、酷い胃腸炎(出血性の下痢など)を起こす非常に怖く、死亡率の高い伝染病です。...
動物の医療にとってヒトと違う問題として輸血が十分に確保出来ないと言う事があります。 貧血と言うのは血液の中の赤血球の数や割合、また血色素の濃度が基準値以下となることです。 なので、病名ではなくて症状名です。...
ペットも呼吸状態が悪くなると酸素を吸っていただくことになります。 ヒトだとマスクを装着したり、鼻にカテーテルをつけて酸素を投与してますね。
毎年、数頭マムシに噛まれる動物が来院されます。 マムシに噛まれた場合は急速に噛まれた部位が腫れ上がります。 犬は鼻先で匂いを嗅ぎに行くので、鼻を中心に顔が腫れ、 猫は猫パンチを繰り出して噛まれるので前肢が腫れることが多いです。 また、噛まれた所から出血します、牙二本で噛まれるので2箇所から出血が見られることが多いです。...
犬も猫も、時々食べていけないものを口にします。 飲み込むと閉塞や中毒を起こします。 猫なら糸状のもの(縫い針付きも)や植物が多いです。 犬は多種多様なものを食べます。 石鹸、靴下、金属たわし、カミソリ(!)、紙などなど。 アニコムによると0歳のワンちゃんの100頭に4.4頭が誤飲事故が発生しているそうです。...
以前にも載せたのですが同じように事故で下顎間結合の骨折(離開)の猫です。 肝臓の数値が悪かったので2日間点滴をしてからの手術となりました。 麻酔をかけてしっかりと診てみると上顎(硬口蓋)にも亀裂がありました。 鼻血も酷かったかったので外傷性の口蓋裂からもあったのでしょうか。 が幸いなことに肉芽が増殖し、傷がふさがってきています。...
猫は放し飼いにされている方が多いので交通事故に合う確率は高いです。 頭を強く打たれてると下顎の真ん中から骨折(厳密には骨折ではないのですが)することが多々あります。 先日今年3頭目くらいの下顎の骨折が来院しました。...
ここ3週間位でマンソン裂頭条虫の症例が4匹来院されています。 すべて猫なのですが、放し飼いや拾った猫達です。 犬も寄生されますが、カエルを食べる環境がないと寄生されないので来院は圧倒的に猫が多いです。...
今月は熱中症の症状を呈する症例が犬猫とも1頭来院されました。 犬の子は回復して退院できましたが、猫は亡くなってしまいました。 ただ、猫は来院時41.7℃、痙攣、血便の下痢、低血糖、肝臓、腎臓の数値の悪化の状態を長時間経過してしまってからの来院でした。...

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