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心臓病の内科療法について

診察時や健康診断の時に心音の聴診をします。

この時に雑音が混じって聞こえることがあります。

多くは心臓の弁がうまく閉じない時に逆流する時の雑音です。

老齢犬、特に小型犬の罹患率が高いです。以前、息切れは弁膜症かも?かかりつけで聴診しましょう、的なヒト向けのCMがありましたが、犬も同じです。

この、弁膜症はヒトでは手術で治すと思いますが、動物では殆どが内科で悪化やQOLを改善する事が多いです。

一つは、心臓の外科をできる施設、専門医が少ないことです、もう一つは動物の寿命との兼ね合いです。(個人的意見)

15歳の寿命だとして12歳で弁膜症になって数百万のリスクの高い手術をするか?、、、飼い主さん次第ですが、やる方は少数派かと推察します。

 

もし、雑音が聞こえたら、レントゲンや、エコーで心臓の拡大があるかを確認しましょう。

もし拡大があったら進行を遅らせるためにも内服を始めましょう。

拡大がなかったら半年から1年ペースでチェックして行きましょう。

 

左が拡大が認められた時のレントゲン写真です。

右は2年後のレントゲンです。

(治療はしていませんでした。)

大きくなってしまった心臓はもとには戻りません。

症状がなくても内服を継続しましょう。